熱塩温泉で、うすらかすら。
(熱塩温泉で、ぶらりぶらり。)
車で通り過ぎればアッという間の温泉地でも、のんびりと歩いて巡れば色んな発見と驚きに満ちています。
熱塩温泉で澄んだ空気を胸に吸い込み、さぁ散策してみよう。
あなただけの熱塩温泉がきっと見つかるはず。
示現寺
平安初期に、空海により建立された曹洞宗のお寺です。立派な石段を登り山門をくぐると、左手正面に観音像があります。本尊は千手観音です。緑に囲まれた境内をゆっくり歩けば、心が洗われます。
瓜生岩子像
当館の先祖でもある瓜生岩子は1829年生まれで、本人も大変な苦労をしながら、私財を投じての学校を設立や貧民や孤児の救済に生涯を捧げ”日本のナイチンゲール”と称されました。銅像は示現寺にあり、今も人々を見守っています。
熱塩温泉
共同浴場
温泉街の坂を登ったところに、ボツリとある小さな共同浴場は、内部で男女に分かれており4,5人が入れる浴槽があります。勢いよく流れ込む温泉は新鮮で、熱塩の良質な温泉を存分に楽しめる人気スポットです。
温泉神社
温泉街から10分ほど登った山中にある温泉神社は、創建は不明ながら昔からここ熱塩の人々と湯を守って来たと思われます。境内には県有数の樹齢1,000年、幹周り6.5mの大杉があり、独特の雰囲気を創り出しています。
子育て地蔵
温まりの湯である熱塩温泉は、古くから”子宝の湯”として親しまれて来ました。当館側のお土産屋さんの脇にあり、洞窟のような岩をくり抜いたところに設置されています。今でも多くの人が手を合わせにいらっしゃいます。
耳の神様
当館隣にある大きな栃の木の根元が空洞になっており、その様が耳穴のようである事から”耳の神様”として祀られるようになりました。耳に見立てたお椀の底に穴を開け、耳の通りが良くなるようにと願うユニークな風習があります。
日中記念館
喜多方と熱塩を結んでいた旧国鉄の日中線は1984年まで運行されていました。廃線後、熱塩駅は記念館として保存され、当時のままの駅舎や乗り込むことが可能な車両には、何度も訪れるファンが大勢います。
三ノ倉
スキー場
熱塩温泉を見渡せる三ノ倉スキー場は、冬季のスキーのみならず、春の菜の花畑、夏には東北最大級のひまわり畑として通年で多くの人が訪れています。事に8ヘクタールに及ぶひまわり畑は雄大で見事です。